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『イエスの棺』(イースト・プレス刊、シンハ・ヤコボビッチ等)を一気に読みました。
『ダ・ビンチ・コード』『ユダの福音書』をはじめ最近キリスト教あるいはその歴史に関する根本的な見直しをせまる書籍が出てきました。
『ダ・ビンチ・コード』はフィクションですが、『ユダの福音書』『イエスの棺』は事実であり、学問的にも信頼性の極めて高いものです。
私は、現代の日本及び世界の政治・経済のあり方と、歴史的な宗教は 根底で繋がっており、その価値観の見直しを抜きには、今後の世界の平和や地球環境の安定した状態を保つことは困難であろうと考えています。
イエスは、本当は何を伝えたかったのか、ブッダは何を説きたかったのか、そのことと、教会という構造や仏教世界の(ことに日本の)社会的な構造とは次元の異なったことのように思われます。
もうホンのわずかな時間で、人類全体が危機的な状態に陥り、その存亡を賭けた動きが始まります。
その時代を目前にして、「いま生けるイエス」はどのようなメッセージをこの書籍の中に託しているのでしょうか。